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健康住宅の日って?
6月20日は「健康住宅の日」。この日はNPO法人日本健康住宅協会によって制定され、住まいの環境と健康の関係に注目する日です。梅雨の時期にあたる6月は、湿気やカビの発生が多くなる季節。室内の空気環境や断熱性、通気性といった住宅性能が、私たちの健康にどれほど影響するかを考えるきっかけとなります。
健康住宅とは?
「健康住宅」とは、住む人の健康を損なわず、むしろ健康を促進する住宅のことを指します。たとえば、室内の温度差が少ない断熱性の高い住宅は、冬場のヒートショックを防ぎます。また、ホルムアルデヒドなどの有害物質を使用しない建材や、適切な換気設備も健康住宅の大切な要素です。
梅雨と健康住宅の関係
6月は日本の多くの地域で梅雨入りする時期。高湿度になると、カビやダニの繁殖が進み、アレルギーや喘息の原因になることもあります。健康住宅はこのようなリスクを軽減し、家の中での快適な生活を支えてくれます。湿気対策としての除湿機や換気扇、吸湿性のある内装材なども効果的です。
今できる健康住宅への第一歩
新築に限らず、リフォームや日常の工夫でも健康住宅に近づけることができます。たとえば、家具の配置を見直して空気の流れを良くする、室内の湿度を管理する、定期的に換気を行うなど、小さなことから始められます。自分の住まいを見直す良い機会として、6月20日を活用してみてはいかがでしょうか。
