2025年8月– date –
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8月31日は二百十日──農家に感謝を捧げる日
二百十日とは? 8月31日は、立春から数えて210日目にあたる「二百十日(にひゃくとおか)」と呼ばれる日です。昔から稲作にとって大切な時期であり、ちょうど台風が襲来しやすい季節にあたるため、農作物への被害を心配する日とされてきました。江戸時代に... -
8月30日は富士山測候所記念日──気象観測の歴史を刻んだ日本一高い場所
富士山測候所誕生の背景 1895年(明治28年)の8月30日、日本の気象観測史に大きな一歩が刻まれました。実業家であり気象愛好家でもあった野中至が、私財を投じて富士山頂に測候所を開設したのです。当時、標高3776メートルという過酷な環境での観測は極め... -
8月29日は文化財保護法施行記念日──守りたい、未来へつなぐ日本の宝
法の力で守る「日本の心」 1950年8月29日、「文化財保護法」が施行されました。これは、戦後間もない日本で文化財を体系的に保護するために生まれた法律で、火災や風化、災害による損傷から国宝や重要文化財を守るべく、国が本格的に動き出した日でもあり... -
8月28日は一太郎の日──国産ワープロソフトが築いた日本語入力文化
一太郎誕生の背景 1985年8月28日、ジャストシステムが国産ワープロソフト「一太郎」を発売しました。当時の日本は、まだパソコンが一般家庭に普及する前で、文章作成には専用ワープロ機が主流でした。一太郎は、日本語入力のしやすさと高度な編集機能を備... -
8月27日は御成敗式目制定の日──武士社会の礎を築いた法典の誕生
武家社会を支えた画期的な法典 8月27日は「御成敗式目制定の日」です。これは、1232年(貞永元年・旧暦8月27日)、鎌倉幕府の執権・北条泰時によって、武士による初の体系的な法典「御成敗式目(ごせいばいしきもく)」が制定されたことにちなんでいます。... -
8月26日はレインボーブリッジ開通記念日──東京湾に架かる未来のシンボル
レインボーブリッジとは?首都の景観を変えた巨大構造物 1993年8月26日、東京の湾岸エリアに新たなランドマークが誕生しました。それが「レインボーブリッジ」です。正式名称は「東京港連絡橋」。東京都港区芝浦とお台場を結ぶ吊り橋で、全長798メートル、... -
8月25日は即席ラーメン記念日──世界初のチキンラーメン誕生から始まった食文化革命
即席ラーメンの誕生と背景 1958年(昭和33年)の8月25日、日本の食文化を大きく変える一杯のラーメンが誕生しました。日清食品の創業者・安藤百福(あんどう ももふく)氏によって開発された「チキンラーメン」です。これは、世界で初めてのお湯を注ぐだけ... -
8月24日は大噴火の日──火山災害への備えと私たちの心構え
古代の悲劇が伝える火山の脅威 8月24日は「大噴火の日」。この日は西暦79年、イタリアのベスビオ火山が大噴火し、古代都市ポンペイが火山灰に埋もれたとされる日です。発掘された街並みや人々の姿は、火山の驚異を後世に伝える貴重な記録となっています。... -
8月23日はハッシュタグ記念日――SNS文化を変えた「#」の革命
ハッシュタグの誕生と背景 今やSNSでは当たり前のように使われている「#ハッシュタグ」。実はその起源は2007年8月23日、アメリカのエンジニアであるクリス・メッシーナがTwitter上で「#」を使ったことにあります。彼は「#barcamp」という言葉を投稿し、イ... -
8月22日はチンチン電車の日──東京に路面電車が走った日
チンチン電車とは?名前の由来と仕組み 「チンチン電車」という言葉、どこか懐かしく響きますね。その名の通り、発車の際に「チンチン」とベルを鳴らして合図することからそう呼ばれました。正式には「路面電車」と呼ばれ、道路上のレールを走る公共交通機... -
8月21日は噴水の日──日本初の西洋式噴水が上野に登場した日
噴水の日とは? 毎年8月21日は「噴水の日」とされています。この日は、1877年(明治10年)に東京・上野公園で開催された第1回内国勧業博覧会で、日本初の西洋式噴水が設置されたことにちなんで制定された記念日です。博覧会は日本の近代化を内外に示す一大... -
8月20日は交通信号設置記念日──日本に初めて信号機が登場した日
日本の交通を変えた、あの「赤・青・黄」のはじまり 8月20日は「交通信号設置記念日」。これは1931年(昭和6年)のこの日、東京・銀座や京橋など34か所に、日本で初めての三色灯式自動信号機が設置されたことを記念する日です。それまで交通整理はすべて警...