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2月だけが短い理由とは
1年の中で、2月だけが28日(うるう年は29日)と短いのはなぜでしょうか。その理由は、古代ローマ時代の暦の成り立ちにさかのぼります。現在私たちが使っている暦の原型は、ローマ暦をもとに改良されたものです。
古代ローマ暦の名残
もともとローマでは、1年は10か月で始まり、冬の期間は月として数えられていませんでした。その後、1年を12か月に整える際、年末にあたる2月が調整用の月として扱われるようになります。日数の配分を行った結果、2月は他の月よりも短い日数になりました。
皇帝による暦の調整
さらに紀元前1世紀、ユリウス・カエサルがユリウス暦を制定し、1年を365日と定めました。このときも日数の再配分が行われましたが、調整のしわ寄せは主に2月に集まりました。その後のグレゴリオ暦への改暦でも基本構造は受け継がれ、2月は平年で28日となったのです。
うるう年のしくみ
地球が太陽の周りを一周するには約365.24日かかります。この端数を調整するため、4年に一度「うるう年」を設けて2月に1日を加えています。こうして暦と天体の動きのズレを修正しているのです。
2月が短いのは単なる偶然ではなく、古代から続く暦の歴史と天文学的な工夫の積み重ねの結果です。2月28日は、そんな暦の知恵に思いをはせる日にしてみてはいかがでしょうか。

