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新年最初の取引が始まる「大発会」とは
「取引所大発会」は、毎年1月4日頃に行われる日本の証券取引所の“新年最初の取引日”を指します。年末に「大納会」で一年の取引を締めくくり、正月休みを経て、再び相場が動き出す最初の日が大発会です。東京証券取引所では、鏡開きや手締めなど日本らしい儀式も行われ、華やかな雰囲気で新しい一年の市場がスタートします。
投資家が注目する理由
大発会は単なる「最初の取引日」というだけでなく、投資家やメディアが注目する節目でもあります。その年の日本市場の勢いを占う“相場の初値”がつくことから、前年の経済状況や世界情勢の影響がどのように表れるかが話題になります。為替や金利動向、アメリカ市場の年末の動きなどが株価に反映されやすく、ニュースでも大きく取り上げられます。
日本特有の伝統行事としての側面
また、大発会は金融行事でありながら、日本らしい年中行事としても根づいています。和装姿の関係者が鐘を打ち鳴らす“打鐘式”は象徴的な場面であり、日本独自の金融文化を表す存在です。新年の景気や企業活動への期待感が込められており、投資家はもちろん、一般の人にとっても「今年の経済はどうなる?」と興味を引くイベントになっています。
一年の経済を見通すきっかけに
大発会をきっかけに、個人投資家が一年の投資方針を見直すことも少なくありません。これからの金利政策、物価動向、企業業績など、多くの要素を見渡すことで、自分の生活や仕事にも関わる“経済の流れ”を考える良い機会となります。新しい一年の始まりに、日本市場がどんなスタートを切ったのかを知っておくと、日々のニュースの見方も深まります。

